魔将軍―室町の改革児、足利義教の生涯

8月29日にAmazonアソシエイトで売れた本。（４）
和書から手帳術のムック、「THE21」編集部・編『夢をかならず実現する人の成功手帳』が1冊。やっぱりそろそろ手帳関連の本とかムックとかが売れ出してきた。
平安・鎌倉時代の相模国の氏族三浦氏とそこから興った戦国時代の会津の氏族蘆名氏の興亡を描く歴史ノンフィクション、七宮涬三著『三浦・会津蘆名一族』が1冊。室町時代の奥州の氏族津軽北畠氏（浪岡氏）の興亡を描く歴史小説、長尾宇迦著『津軽南朝秘聞』が1冊。室町幕府六代将軍足利義教の生涯を描いた歴史小説、岡田秀文著『魔将軍―室町の改革児、足利義教の生涯』が1冊。前の将軍・義量が急逝したため、後継者の中から籤引きで選ばれた将軍ながら、室町幕府の権威復興、中央集権化に努めたという将軍。昨日はなんか歴史本がまとめて売れた日。

夢をかならず実現する人の成功手帳（「THE21」編集部）
内容（「MARC」データベースより）
多くのできるビジネスマンたちが、実際に使っている超絶手帳テクニックを紹介。人生を成功させる手帳の使い方、意外に知らない手帳の使い方の基本、夢をかなえる使い方、携帯・PDAでのスケジュール管理術などを図解する。
三浦・会津蘆名一族（七宮涬三）
内容説明
三浦半島を支配した三浦一族から分かれた蘆名氏は、南北朝動乱を経て会津守護職に就く。戦国の世に出た中興の祖・盛氏は宿敵伊達氏と争い、摺上原の決戦に敗れて滅亡する。名族蘆名氏の興亡史を描く。
津軽南朝秘聞（長尾宇迦）
内容（「MARC」データベースより）
みちのくに勢威を張った南朝の柱石・北畠氏の興亡! 陸奥守顕家の子・顕成にはじまる津軽北畠氏。南北朝時代以来9代、150年におよぶその栄耀と滅亡を描く書き下ろし長編歴史小説。
魔将軍―室町の改革児、足利義教の生涯（岡田秀文）
内容（「BOOK」データベースより）
「かりに予が将軍となれば、あくまで予は予の姿勢を貫き通すであろうぞ。さすれば守護大名や宿老たちが、予を将軍へ推したことを後悔するであろう」―そう言い、くじ引きで将軍の座についた六代将軍・足利義教。“威をもって治める”を旨とし、強い幕府、強い組織をつくるため次々と改革を断行するその姿は、後世の指導者たちが目指すところとなった。信長も秀吉も家康もみな、この男の真似にすぎなかった。

魔将軍―室町の改革児、足利義教の生涯 岡田 秀文 双葉社 2006-03 by G-Tools