舳(みよし)のない笹舟

8月22日にAmazonアソシエイトで売れた本。（３）
和書から曽野綾子著『貧困の光景』が1冊。著者自身が世界各地の貧困層へ援助物資を送り届ける中で見えてきた光景を描くドキュメント。
それと戦国武将の松永久秀の生涯を描いた藤岡周三著『松永久秀の真実』が1冊と、同じく松永久秀を主人公とした歴史小説、米津彬介著『舳のない笹舟』が1冊。松永久秀は乱世の梟雄と呼ばれ、信長軍に攻められた時に信貴山城で茶器「平蜘蛛」とともに爆死したエピソードなどが有名な武将。

貧困の光景（曽野綾子）
出版社からの内容紹介
私たちは、ほんとうの貧困を、どれだけ知っているだろうか。世界各地をめぐり、作家の冷静な視線でとらえた文明論。全日本人必読の書、登場！
松永久秀の真実―戦国ドキュメント（藤岡周三）
内容（「BOOK」データベースより）
織田信長に先立って、近世の歴史の扉を開いた偉人ではなかったか！戦国の武将、松永弾正久秀に冠せられた“奸雄、梟雄”という、これまでの様々な悪評を見直すべく、ゆかりの地を実地踏査、数多の文献資料を渉猟・検証し、真実の姿に迫る。
舳のない笹舟（米津彬介）
内容（「BOOK」データベースより）
信長に迎合せず、大和の信貴山城で壮絶な最期を遂げた戦国の武将松永久秀の生涯を描く!奸雄、梟雄、狡猾など、悪名高き男というこれまでの定説をくつがえし、新たな光をあてた歴史物語。

舳(みよし)のない笹舟 米津 彬介 文芸社 2006-11 by G-Tools